平成23年度第1回居住部会 議事録


日 時
平成23年6月30日(木) 10:00~12:00
 
会 場
南魚沼市ふれ愛支援センター 大会議室
 
部会長
渡辺係長(南魚沼市福祉課)
 
担当事務局
岸野(湯沢町健康福祉課)
 
参加者
マイトーラ 池田主任支援員 / 太陽・大地の家 椛沢施設長 / 相談支援センターみなみうおぬま 森山専門相談員 / 小出特別支援学校 庭野進路部副主事 / 魚野の家 高野施設長 / 桐鈴会 黒岩理事長 / 南魚沼地域振興局地域保健課 高橋精神保健福祉相談員 / 南魚沼地域振興局地域福祉課 高橋課長代理 / まきはたの里 関氏 / よかわ・さかどホーム 中野氏 / 小出病院 矢野主任医療SW / 南魚沼市福祉課 渡辺係長 / 湯沢町健康福祉課 岸野氏
当面の目標
  1. 平成22年度の振り返り
  2. 平成23年度の目標
話し合いの内容・ 出された意見等
1.平成22年度の振り返りについて
平成22年度、居住部会では居住ニーズの把握を目標に取り組み、事業所等からニーズを集約。結果として20名程度のGHニーズを把握。

南魚沼地域においては、他地域よりもGH・CHが不足していることもあり、事業所の協力のもと、平成23年4月に2棟(10名分)のGHが開始されるに至った。
グループホーム名 状況(平成23年6月末現在)
ひまわり(桐鈴会) 6名店員のうち入居者が3名
八海の家(越南会) 4名定員で未だ入居者なし
意見等
  • 上記の状況から、部会で把握したニーズは将来的なもので、GHがすぐ埋まるほどの待機者はいなかった。
  • 今後、より具体的なニーズ把握をするべきでは。
  • GH開始の周知等も足りなかった。
  • 地域のGH普及啓発は、GHを作ってみて浸透するものでは。
  • 行政へ、GH入居のための家賃補助などの提言をしては。
  • GHに空きがあるかもしれないが、十日町地区などに比べると、GH数・定員数はまだ少ない。
2.平成23年度の目標について
具体的なニーズを把握する
緊急性の高いニーズは現行のGHとのマッチングに繋げ、将来的なニーズは今後のGH整備の参考とする。
すでにニーズ把握を行っている機関もあるため、情報収集のもと項目等を検討し部会で取りまとめる。
GHの普及啓発
  1. 家族会などに、実際にGHに入居している方の体験談を話してもらうような機会の検討。
  2. GHに空きがあることをプラスにとらえ、体験利用等の促進。 
    → 普及啓発の促進にも繋がる。
  3. 民生委員の会合(月1回開催される)などに、GHや障がいについてなどの啓発を行う。
  4. 市町の広報等で周知する。
意見等
  • 現在の入居者で、塩沢(地元)にGHができれば、移動したいという希望もある
  • GHというニーズでなくCHのニーズだったのでは。湯沢町の精神家族会でも生活に介護者が必要との意見があり、CHの設置を求める意見が多かった。
  • GHに住める人は安いアパートや公営住宅等の選択肢もあり、GHのメリットがあまりないのか入所が進まない。また人によっては共同生活が難しい方もいる。
  • 近所の理解がまだまだ乏しい。特に精神障がいは理解が不足している。(怖いというイメージが根強い)地域理解のためにボランティア等の社会参加をやったりしている。
  • ニーズ調査をして定員を埋める必要もあるかもしれないが、GHに空きがあれば入居する方にとって選択肢が増えるといったメリットもある。
  • 小出特別支援学校から直接GH利用は当初望めないと思っていたが、夏休みの体験利用ができることにより見込みがもてるようになった。実際に在学中に、十日町でGH体験をしながら、日中は実習に通っている方もいる。
  • 家族会でも利用者の方の話を聞くという研修会をしたい。
  • 基本的に障害程度区分1以下の方はGHの対象、区分2以上はCHの対象者となる。ケアホームは区分5以上の方が利用者の場合、看護師の職員配置が必要。
  • 太陽の家は、自費負担が45,000円ほどであったが、自立支援法に移行してら30,000円前後となった。この状況ではあえてGHを選択するメリットもない。
  • ニーズ調査するとしたらアンケートの配布が考えられるが、アンケートでニーズ把握できるだろうか。家庭の状況の変化等で突然ニーズが出てきたりするもの。

3.意見交換
 入所施設は定員減の方向性のようであるが 、小出特別支援学校の生徒の中には、現在魚沼学園に入所しており、卒業後もどうしても入所が必要な生徒も数は多くないがいる。