平成23年度第1回就労部会 議事録

日 時
平成23年6月29日(水) 14:00~16:00
 
会 場
南魚沼市ふれ愛支援センター 大会議室
 
部会長
中澤サービス管理責任者(魚野の家)
 
担当事務局
渡辺係長(南魚沼市福祉課)
 
参集者
湯沢町身体障害者協会 大津会長 / 南魚沼地域振興局健康福祉環境部 高橋地域福祉課課長代理 / ハローワーク 柴野統括職業指導官 / 障がい者就業・生活支援センター あおぞら 高橋主任就業支援ワーカー、上原氏 / 小出特別支援学校 庭野進路部副主事 / 桐鈴会 黒岩理事長 / ドリームハウス 小幡施設長 / セルプこぶし工房 黒田サービス管理責任者 / 大和病院 桜井相談員 / 相談支援センターみなみうおぬま 佐藤専門相談員、高橋事務員 / 魚野の家 中澤サービス管理責任者(部会長) / 南魚沼市福祉課 渡辺係長(事務局)
議題
  1. 平成22年度の振り返り
  2. 平成23年度の部会の進め方について
  3. 平成23年度の目標設定
  4. その他意見交換
記録
はじめに、H23.5に行なわれた自立支援協議会運営委員で話し合った内容を報告。「普及啓発活動をメインテーマにする」・「協議の場では簡易な表現に努める」・「作業部会を作り課題へ取組む」など
1.平成22年度の振り返りについて
○ 障がい者の雇用の促進及び官公需の発注促進について
平成22年3月に市長・町長に障がい者雇用・官公需の発注促進を提言した結果、南魚沼市で障がい者枠での雇用や採用が実施された。(平成22年度以降現在までで4名が障がい者雇用として南魚沼市へ雇用され、今年度は正規職員の障がい者枠での新規募集が既に行なわれている。)
官公需の発注では、「環境衛生センター」での廃プラ仕分け作業の業務委託(南魚沼市から南魚沼福祉会へ業務委託)や文書発送業務委託が実現した。
提言活動実施以降、南魚沼市では障がい者の雇用と官公需の発注が促進され、大きな成果があったと評価できる。
○ 就労系事業所不足への対応について
小出特別支援学校などを中心に就労系事業所の利用を希望している方が多く、顕在化している地域ニーズに対して既存の就労系事業所では平成23年度以降はニーズに対応できないことが明らかとなり課題となっていた。
上記状況を踏まえ、魚野の家の従たる事業所(浦佐事業所)が11月頃設立予定となり、桐鈴会でも新規事業所の設立が予定されており、当面の課題は解消された。
2.平成23年度の部会の進め方について
「就労部会」は年に3回を予定。(6月、8~12月、1月頃)
部会は報告、連絡、調整機能を主とし、その間、テーマ(課題)に合わせて作業部会(チーム)を作り活動していくこととした。
取り組み課題は、
  1. 障がい者雇用の促進(または実習先の開拓)
  2. 作業の開拓・工賃アップ
  3. その他 とした。
    その他の課題として「働き続けることができる人の育成」が挙げられた。
1、2については、ハローワークとあおぞらで企業回りを行う予定が既にあったため、自立支援協議会就労部会としても作業部会(チーム)として、雇用促進、実習・作業開拓等に関心があるメンバーも企業回りへ参加する型をとっていくこととした。(参加希望:ハローワーク、あおぞら、魚野の家、セルプこぶし工房、小出特別支援学校、みなみうおぬま)
  • 企業回りは参加者の目的・状況についてチーム内で理解を深めてからの実施とする。
  • 企業回りを行なう前に参加者内でルールや仕組みを決めておく。

例:

    • 情報の集約の仕方や共有化の仕組み。
    • 企業回りをした参加者が、実際に訪問した企業と最優先で雇用や実習、作業受注の交渉を行なうことができること。等。
※7/12(火)第1回打合せを予定
3.平成23年度の目標設定について
具体的な数値目標の設定は困難。
  • ハローワーク・あおぞらと一緒に企業回りをすることにより、雇用率向上・作業開拓・普及啓発をはかる。(企業回りを行なうことを当面の目標とした。)

4.その他
  • 部会の参加申込書に「困っていること」、「各自の課題」等を事前に記入する仕組みを作る。
  • 障がい者雇用や障がい者施設に協力的な会社に登録をしてもらい、入札等で優先させるしくみの考案。(他市で既に実施事例有とのこと)