平成28年度 第1回南魚沼市全体会議事録

会議名 平成28年度 第1回全体会
場 所 南魚沼市ふれ愛支援センター 2F 多目的ホール
(南魚沼市坂戸399-1 銭淵公園脇)
日 時 平成28年7月7日(木) 13:30~
1.開会の挨拶
司会進行
南魚沼市福祉保健部福祉課障がい福祉係 光野 係長(事務局)
開会の挨拶
南魚沼市福祉保健部福祉課 滝沢 課長
2.自立支援協議会委員 自己紹介
別添資料: 平成28年度南魚沼市自立支援協議会委員名簿
3.会長副会長の選出
事務局に一任
会長
南雲進二
副会長
中俣マサ子
議事進行
南魚沼市自立支援協議会 南雲 会長
 
(事務局 自己紹介)
4.報告事項
(1)今年度の活動方針・組織体制について
南魚沼市
光野 係長
別添資料1:(1頁) 平成28年度南魚沼市・湯沢町自立支援協議会 体制図
昨年度からの変更点
「相談支援部会」から「権利擁護部会」へ変更。障がい者差別解消法の関係で支援地域協議会の役割も含んでこちらで協議をするということで名称変更。
今年度の活動
運営会議5月2日、権利擁護部会6月7日、日中活動部会6月24日、暮らし部会6月22日、子ども部会6月22日
今年度の大テーマ「課題の整理と対応(27年度と同様)」
サブタイトル「思いやりがあふれる地域になるために協議会ができること」
南魚沼市自立支援協議会の今後の予定
別添資料1:(2頁)年間スケジュール
全体会 年3回、運営会議 年6回、各専門部会 年4回 予定
(2)相談支援事業報告
相談支援センター
みなみうおぬま
高野 委員
別添資料2:(1~3頁)平成27年度障害者相談支援事業 実績
資料訂正、資料№2 3新規相談者数 誤79人⇒正72人、前年度実績 正79人⇒誤72人
26年度と比較して60名近く増えている。相談支援専門員の実感としては増えているが、増え方の波が緩やかになっていると感じる。相談支援事業所の数も増えているからと受け止めている。
相談支援を受け付けた中で精神障がい者が一番多い。
相談支援方法 訪問、同行、個別支援会議の数が年々増えている。アウトリーチ型、関係機関との連携に力を入れたためと推測される。
相談支援内容 前年度に比べ社会活動、余暇活動の支援、権利擁護、虐待に関する支援が劇的に増えた。27年度は権利擁護に力を入れたところが実績としてなったと思われる。
サービス等利用計画の作成状況 前年度実績より若干落ちている。地域に特定相談事業所が増えたということが表れている。
普及啓発活動 計画相談等に追われて普及啓発が十分にできたとは言えない。うおぬまフォーラム実施で差別解消について地域住民についての啓発活動になった。UD支援事業で支援学校にお邪魔し連携を図った。地域の家族会総会へ参加してそれぞれが抱える困難について聞き取りをし、連携の機会にする取り組みをしている。さまざまなニーズに応じ、南魚沼の相談支援専門員が講師になった実績もある。
その他事業実績 認定調査や自立支援協議会の事務局運営。
課題としては、相談支援専門員が誰か分からない。一人のケースに対して「相談員がコロコロ変わるのが困る」「相談支援専門員に連絡してもいつも繋がらない」という地域からの声がある。一連のプロセスに一人の相談員が携わっていくことが本来の姿だと思う。相談支援専門員の力をつけること、数を増やしていくことと同時に当事者による当事者の支援を充実していくことが必要。
当事者による支援、相談支援事業や地域活動支援センター事業の中でピアサポートグループを作っていきたい。
基本相談の南魚沼市障がい児の利用者実数が60人とあるが、総合支援学校の子どもたちか、具体的にどんな相談なのか可能な範囲で教えてください。
総合支援学校 田村委員
 
支援学校の生徒さんもあるが、それ以前の乳幼児で障がいが疑われるとか、割と重度で将来についての不安、療育についての道筋が不安など医療機関や保健師さんからの相談がある。
相談支援センターみなみうおぬま 髙野委員
(3)各専門部会報告(各部会長自己紹介を兼ねて報告)
権利擁護部会
部会長 南魚沼市社会福祉協議会 青木主任
第1回部会では人材育成キャリアパスが話題となっていた。キャリアパスを障がい福祉分野の事業所へ提示して活用していければよいと思う。実際の活用方法は今年度部会内で話し合う。完成系ではないので今後も見直しをしていく。
南魚沼市社会福祉協議会では、法人後見の準備等を考えているので成年後見制度について勉強を進めていく。
差別解消法について、次回9月の専門部会で具体的に話を進める。
日中活動部会
部会長 魚野の家 中澤主任サービス管理責任者
直B問題について。就職経験がない方が就労系事業B型事業をすぐには利用できない福祉制度的な問題があったが、工夫を凝らすことで在学中から就労移行支援事業を利用することで卒業と同時にB型を利用することができる流れを作った。
秋くらいまでに18歳になっていなければ児童相談所に許可をもらうなどの手続きが必要になる。
南魚沼地域の日中活動について利用者のニーズと受け皿になるサービスの状態、多様化する障がいや高齢化などに対して参集いただいた皆様から情報をいただきながら今年度一年かけて見極めたい。
「魚野の家うらさ」の定員に空きがある。
A型事業を展開してみたいという事業所がある。
就労系であればハローワークなどと連携して福祉サービスから一般就労社会雇用へステップアップする利用者が増えるといい。
暮らし部会
部会長 マイトーラ 池田生活支援課長
第1回部会で、GHのニーズ調査をどのように進めてどのように活用するかを話し合ったが結論は出ていない。
浦佐駅乗り継ぎエレベーター設置の要望があった。
子ども部会
部会長 まきはたの里 堀副施設長
27年度から親目線のリーフレット作りに取り組んでいる。親が一人で悩みを抱え込まないよう一枚のリーフレットで分かる内容。現在はレイアウトまで完成している。
解決困難な地域課題を要望、提言まで持っていく。移動と医療に絞って検討してきた。
【質疑応答】
くらし部会エレベーター設置について。今のところどのくらい見込みがありそうか。
障がい者相談員 林委員
 
JRへ要望書を提出しているところ。実現の可能性は、今はお答えできない状況。国の補助金等があれば設置できるということなので、今後も要望書を継続して出していきたい。今年の4月から差別解消法ができたので、自立支援協議会としてもう少し強力に進めていけたらと考える。
南魚沼市 光野係長
(4)障がい者虐待の対応状況
南魚沼市福祉保健部福祉課障がい福祉係
久地浦主任より報告
別添資料3(1~4頁):南魚沼市における障がい者虐待の現状
障がい者虐待の状況
概ね各年度10件程度の通報、相談を受けている。平成27年度は、使用者による虐待相談を受け、県に相談報告をし対応している。
通報・相談者、事実確認・事実確認調査の結果
平成26.27年度位から相談支援専門員、事業所からの相談が非常に多くなった。
平成24年度当初は重篤化したケースの相談が多かったが、昨年くらいから重篤化する前に相談があるようになった。一度の判断会議では虐待だと判断できず事実調査が続いているケースが昨年来増えている。
虐待を受けたと思われる障がい種別
知的障がいの方が比率的多く、次いで精神障がい、身体障がいとなっている。
虐待の種類・類型
昨年は、経済的虐待と心理的虐待を確認している。経済的虐待は、後見人が精神疾患を病んで障害者の方と年金に手をつけてしまったというケースを確認している。
被虐待者から見た続柄
兄弟姉妹、父母から虐待を受けることが全国的にも高い。
虐待への対応策
昨年は分離を行わなかった。分離を行わない場合の対応策は、養護者への助言を必ず行い、後見人を辞任していただき新しい後見人を選任する手伝いをした。
5.協議事項
(1)平成27年度障がい福祉サービス等の利用実績報告及び第4期南魚沼市障がい福祉計画の進行管理について
南魚沼市福祉保健部福祉課障がい福祉係
光野係長より報告
別添資料4:第4期南魚沼市障がい福祉計画の進行管理について
別添資料5(1~9頁):平成27年度 第4期南魚沼市障がい福祉計画進捗状況
【質疑応答】
第3期計画で、平成24~26年は計画に対しての実績がほとんど上回っている。平成27年度以降の第4期計画は生活介護とか就労継続とか大きなところが下回っている。目標に対して実績が下回っていることへの対策、取り組みは。
障がい者相談員 林委員
 
計画に対して実績が上回らない原因の一つは受け皿がいっぱいであると想像できる。分析をして今後どうやっていくかを日中活動部会の中で検討し、報告させていただきたい。
南魚沼市 光野係長
(2)第3期南魚沼市障がい者計画及び第5期障がい福祉計画のアンケート調査について
南魚沼市福祉保健部福祉課障がい福祉係
光野係長より報告
第5期障がい福祉計画は来年度、計画を着手していく年になっている。それに先立ち本年度にアンケート調査を実施させていただきたいと提案します。
アンケートは業者委託で、これから選定する。
アンケートの内容について次回の全体会で提出するので中身についてご意見をいただきたい。
(3)その他
なし
6.その他
なし
7.閉会の挨拶
閉会の挨拶
南魚沼市自立支援協議会 中俣 副会長