平成28年度 第2回暮らし部会 議事録

会議名 平成28年度 第2回暮らし部会
場 所 南魚沼市ふれ愛支援センター2階 大会議室
日 時 平成28年9月14日(水) 13:30~
参加者
南魚沼総合支援学校特別支援教育推進室長 田村 靖
南魚沼地域振興局健康福祉環境部地域福祉課長代理 井口哲亨
障がい福祉サービス事業所 あさひばらサービス管理責任者 高橋智之
太陽・大地の家 支援員 金井ゆみ子
グループホームひだまりサービス管理責任者 中野 豊
社会福祉法人桐鈴会 事務長 島村義彦
ケアホームおひさま、グループホームひまわり管理者 小林裕子
南魚沼市社会福祉協議会訪問介護事業所 サービス提供責任者 佐藤幸恵
相談支援センターみなみうおぬま 堀口賢二(圏域アドバイザー)
湯沢町福祉介護課福祉係 係長 泉川千秋
南魚沼市役所福祉課障がい福祉係 主任 久地浦みゆき
暮らし部会部会長 マイトーラ生活支援課長池田和幸
暮らし部会副部会長 南魚沼市身体障がい者協会六日町地区代表 南雲進二
以下、事務局
相談支援センターみなみうおぬま 相談支援専門員 古藤正洋
湯沢町福祉介護課福祉係 森下主事
南魚沼市役所福祉課障がい福祉係 光野係長
議題
報告事項
  1. 空所グループホームの入所状況について
協議事項
  1. 今年度のグループホームのニーズ調査について
  2. グループホームの入所調整(フロー)及び利用推薦の優先順位について
  3. JR浦佐駅上越線を利用する方への対応要望について
  4. その他
記録
司会・開会の挨拶 池田部会長
未到着の方がいるため、次第の順番を変更し「次第3-(3)JR浦佐駅上越線を利用する方への対応要望について」から始めます。
3.協議事項
  (3)JR浦佐駅上越線を利用する方への対応要望について
現在までの状況
利用者さんは車いす使用しており週3回帰宅時のみ駅を利用し、駅員の手を借り移動。
階段はステッピングカーを使用している。昨年の冬期間(12月~3月)は、「滑って危ない」との理由で「浦佐駅では冬場の対応ができない」とお話があり、JRの利用をせず両親が送迎をしていた。
8月17日(水)暮らし部会より「工房とんとん・森山施設長、池田部会長、南雲副部長、事務局・光野」日中部会より「中澤部会長、事務局・阿部」計6名でJR浦佐駅駅長室にて要望を行った。ほぼ40分の内容。
要望の内容
利用者本人の希望は「冬期間もJRを使って通いたい。」
冬期間の対応について、差別解消法が施行されたこともあるので利用者本人の希望を叶えてほしい。
浦佐駅の回答
体制は何人が良いか、現在対応している助役と相談して決めたい。
凍った時には対応できない。
書面での回答を求めたところ、新潟支社と相談し返答したいとのこと。
昨日(9月13日)事務局・光野が浦佐駅に電話。浦佐駅長が対応。
駅長からの回答は、冬期間に人を乗せ、ステッピングカーを稼働させるに は、二人体制で行いたい。(現在は一人体制)
今冬は、週1回の利用で検証(試行)してみたい。その結果来年度について検討したい。
本日のくらし部会で報告後、くらし部会からの意見を駅長へ連絡することになっている。
部会員の意見
週1回できるなら週3回できるのではないか。雪の降り方もあるが、例えば最初の1か月は週1回で試行し、2カ月目3カ月目は週3回にするのはどうか。
人員が足りないのであれば、その時間帯だけ他の駅から応援に来てもらう。
今後も事務局で「工房とんとん」「JR浦佐駅」と話をしていき、場合によっては部会で同意を得たうえで、県にあげることも考えている。引き続き対応を続けていく。
2.報告事項
  (1)空所GHの入所状況について
GHひだまり中野さんからの現状報告
現在「さかどホーム」で1名の空きが出ている。
市、相談支援センターで対象者リストを作成し、会議を行った。そこで優先順位を4位までつけさせていただいた。1位の方は断られたため2位の方が体験入所実施。課題をクリアできる方向へ進んでいるため近いうちに入所できる見込み。
「太陽・大地の家」の現状報告
9月1日現在の利用状況。
自立訓練・生活訓練 24名/他に2名が通所利用
宿泊型自立訓練 22名
ショートステイ 7名登録/5部屋位を代わる代わる利用」空きあり。
常に問い合わせが3,4件ある。
新しく建設するGHについて
先日、地区へ一部説明した。担当区長に話をし、担当の地区伍長さんへも説明をした。案内文書を配布後、地域から要望があれば説明会を開催する方向で進めている。
3.協議事項
  (1)今年度のGHのニーズ調査について ⇒ 別紙1
障がい者計画・障がい福祉計画のため今年度にアンケート調査を行い、平成30年度に計画策定をする予定。暮らし部会としてのニーズ調査は見送り、アンケート調査にてニーズをはかる。
来年度のニーズ調査は、今後検討する。
  (2)GHの入所調整(フロー)及び利用推薦の優先順位について ⇒ 別紙2・2-1・2-2
別紙2-2は現在、県で定めているフロー。障害者入所施設で、大勢の待機 者が出た場合新潟県が中心になって調整会議を開くというもの。
先日の会議を受け、利用者がどこに相談すれば良いかなど、どうすれば入所につながるかの全体図を示すため、別紙2のフローを作成した。
入所施設に空きが出て体験利用に至るまでの所要期間は、今回の「さかどホーム」のケースの場合、概ね1か月くらいであった。(事務局)
GHに空きが出た場合、ホーム側から「障害の種類」「性別」など受け入れられる対象者を知らせることが必要ではないか。
在宅の方へも知らせるために一度市報でお知らせすることを検討中。(事務局)
優先度を図るため資料2-1 を作成。ケースバイケースで判断できるように、大きく点数をつけないように作成。(事務局)
根拠をもって点数付けをして優先順位をつけることが、この表の目的(部会員)
今後、検討を重ねフローの改善、表の精度を上げていく。
  (4)その他
桐鈴会で新しい施設を作るなら「GH」と考えている。「とんとん」は、初年度から2000万円近くの赤字で「おひさま」もかなりの借入金があり、まだ収支が安定していない。3棟くらいあった方が、運営管理をしやすいと思われる。昨年から介護保険の改定等があり、運営の考え方をみても「障がい施設」を3年から4年後には作りたいと思っている。(部会員)
夜間体制加算が手厚くなっていると感じている。
夜間体制加算とは、夜勤者を配置しているか。宿直者を配置しているか。
セコム等の通報システムに対応しているかの三種類。
「十日町市のあんしん」「南魚沼市のGHひまわり」が夜間体制になっている。
慢性的な人員不足に加え、ヘルパー自身の高齢化、利用者からのセクハラに対応できる男性職員の不足により、十分な人員配置ができていない現状。
初任者研修を行っても、研修後就職につながるケースが年々少なくなってきている。
現在土日営業をしていない事業所にも今後、土日営業をしてほしいとの要望。
介護保険施設の従業者のみ「初任者研修・10万円」「実務者研修・10万円」「介護福祉士国家試験合格のための受講・5万円」の助成金がでるようになった。障がいの方でも要望していった方が良いのではないか。
10月1日付の社協だよりで、ヘルパーに関する利用者アンケートを出す予定。
ハローワークに求人を出しても人が来ない。人手不足。
ヘルパーの高齢化で行動援護の実施が難しい。
社会福祉士及び介護福祉士法改正によって介護福祉士資格を取るために研修が必要となった。十数万円の費用がかかる。研修を終了しないと国家試験を受けれらない。資格を持った職員を増やしていくのは大変なこと。障がいにとっても大きな問題。
「9月17日(土)あさひばら」「9月22日(祝)工房とんとん」で事業所まつり開催。
「10月15日(土)魚沼フォーラム」開催。高齢障害者のくらしをテーマに当事者の発表、支援者の現状、講演会、シンポジウムを行なう。