会議名 |
平成28年度 第2回湯沢町部会 |
場 所 |
湯沢町総合福祉センター会議室 |
日 時 |
平成28年9月28日(月) 10:00~11:50 |
参加者
湯沢町身体障害者協会会長 大津
湯沢町精神障害者家族会会長 上村
湯沢町ボランティア連絡協議会 駒形
相談支援センターみなみうおぬま施設長 高野(八)
相談支援センターみなみうおぬま相談員 高野(智)
あさひばら施設長 貝瀬
あさひばらサービス管理責任者 高橋
湯沢町子育て教育部子育て支援課主任保健師 南雲
湯沢町健康福祉部福祉介護課長 南雲
湯沢町健康福祉部福祉介護課福祉係長 泉川
議題
- 湯沢町の障がい者福祉の状況について(平成27年度事務報告より)
- 湯沢町社会福祉協議会法人後見事業について
- その他
記録
1.湯沢町の障がい者福祉の状況について
福祉係長より平成27年度事務報告の「障がい者(児)福祉」について報告、
南雲課長より補足説明
身体障がい者数、身体障害者手帳所持者実人数 |
10名程の方が死亡により減となっている。 |
知的障がい者数、療育手帳所持者の等級別内訳 |
精神障がい者数、精神障害者保健福祉手帳所持者の等級別内訳 |
精神障がい者については更新があり、更新しない方はカウントしていない。
今回5名程いた。返納する方はいない。 |
相談支援センターみなみうおぬま相談件数
「家計・経済」、「就労」、「権利擁護」、「虐待」に関する支援が前年度に比較して増えている。「その他」については、項目に当てはまらない支援、または複数に 関わる支援を挙げている。 |
介護給付、訓練等給付、計画相談支援・地域相談支援(障がい福祉サービス)の実人数、給付費
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補装具及び日常生活用具に関するもの(補装具費給付・修理等、日常生活用具給付費等)の件数及び給付費、品目の内訳
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地域生活支援事業に関するもの(移動支援、日中一時支援、訪問入浴サービス、地活Ⅰ型・Ⅲ型、成年後見制度利用支援等)の実人数、委託費等
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交通費の助成に関するもの(障がい者タクシー利用料金、人工透析患者交通費、精神障がい者通院交通費、障がい者施設通所交通費の助成)
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自動車改造及び住宅整備の助成に関するもの(身体障がい者用自動車改造等助成、身体障がい者自動車運転免許取得費助成、高齢者・障がい者向け住宅整備補助等)の件数及び補助額
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「高齢者」の条件は必要か?介護保険が始まってからはそちらに該当するのでは?高齢者福祉に該当する人は大半が介護保険になるが、この先のニーズはあるのか?該当しないのであれば紛らわしいのではないか。高齢者と障がい者の合わせ技として使える事例があれば、そのままでもよい。(県事業)
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医療費助成に関するもの(重度心身障がい者医療費、更生医療、育成医療、療養介護医療、精神障がい者入院・通院医療費等の助成)の件数及び助成・給付額
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身体障害者手帳所持者が対象の、重度心身障がい者医療費の実人数の減に影響している。
また更生医療の実人数については3名減になっているが、対象者数の内訳は人工透析14名、免疫不全が2名となっている。また14名の人工透析患者のうち1名は生活保護受給者であり、健康保険には加入していない為、更生医療で全額負担しており400万円程の増となっている。健康保険加入者でも月30万~40万円位を更生医療で負担している。今後このような方(生活保護)は増える見込である。
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人工透析患者の交通費は主に公共交通機関の半額を助成している(バス)。また車を使用している場合でも公共交通機関を使用しているとみなして同様に半額助成している。
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障がい者グループホームの進捗状況について |
まだ物件がなかなか見つからない。高床でも130センチ以下であれば、高床と見なされないが、大概180センチ位あり該当にならない。それ(高床)を外せば結構あると思うが…。また駐車場が無いという問題もある。
昨年の検討物件では避難経路が無く、他にも階段が急で、且つ階段の幅が狭い、脱衣場が区切られていない等の問題も挙げられた。
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先程の事務報告の中にある障がい福祉サービスの「自立(生活)訓練」「宿泊型自立訓練」の2名は同じ利用者であるが、グループホームの空きが無い為、通常サービス利用期間は2年間であるが、1年毎に延長し、最大5年目になる方がいる。以前女性だけのグループホームの話も出たが、残念ながら実現しなかった為、サービスの延長となっている。
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取り壊す家は一杯あるが…元旅館をやっていたような建物が良い。地域としては、交通の便がネックになるので、湯沢・神立辺り。駅近くの土樽地域でも一度探した事があるが、建物の条件は良かったものの除雪が出来ないという理由で駄目になった。除雪に使う水が無いから高床式にしているのに…(高床式は)建築基準法で寄宿舎扱いとなる為、認められない。新潟県では基準が地域性に合わない為、緩和を要望しているが、未だに変わらない。
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既存の建物を改築するのではなく、いっそのこと「建てる」という選択肢も考えられないか?古い建物をメンテナンスする費用を考えると…国の補助が認められれば4分の3助成になるが。地元の不動産業者にもあたっているがなかなか見つからない。元民宿や古いアパートのような物件があると良い。
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2.湯沢町社会福祉協議会法人後見事業について(南雲課長より説明)
昨年社会福祉協議会の意向で「成年後見プロジェクトチーム」を立ち上げ、5回程検討会議が開かれた。
現状と意見交換から始まり、夏には各障がい者施設、介護施設合わせて35カ所、400名程度を対象に、今後の金銭的な事や土地等財産に関する内容についてアンケートを実施し、成年後見についてはかなりのニーズがある事を把握した。
湯沢町については専門の担い手(第三者後見人)が不足しており、現在1名しかいない為、社会福祉協議会として法人後見事業を始めたいとプロジェクトチームのメンバーで町長に提言した(平成27年12月21日、町長喫茶室)。平成27年度予算にも計上されている。
9月5日に私や上村副会長、高野施設長が、社会福祉協議会から法人後見事業運営委員会の委員委嘱を受けている。来月10月3日には家庭裁判所公認法人後見受任の団体登録の申請を行う予定であり、第三者後見人不足解消に向けての第一歩が踏み出せた。平成29年度から町としても予算付けをしていきたいと考えている。
資料について、社協の法人後見事業への取組が記載されている。具体的には今、高齢者、または障がい者が財産管理や契約行為が(障がい等により)出来なくなって来た(難しくなって来た)方が多くなって来た。
本来であれば社協が行っている日常生活自立支援事業ではなく成年後見事業になり、後見人を立てなければならないので、そういったケースに対応して行きたい。
大きなメリットとしては個人でなく法人で受ける為継続性がある、他に居なくても社協全体で受ける事で、個人で受けるよりもリスクが少ないと考えている。またデメリットとしては、責任性の確立や組織の決定の迅速性といった所があるが、一番難しいのは利益相反になると思われるので、配慮しながら取り組んで行きたい。
また法人後見受任までの具体的な流れについては、基本的にはお金が無い、身寄りが無い方からの相談であるが、お金のある方からの申立費用は自分の財産から支払う。
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南魚沼市でも検討されたが実施に至らず、湯沢町が申請にこぎつけた事は画期的。ただ1件でも実際に受けてみないと、ケースの中身について判らない所もある。
どの位時間等かかるのか、等。1~2件受ける事でノウハウが身に着くので、
まずは受けてみる事が重要。
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成年後見制度の啓発について、人権擁護委員としても受け皿として相談が聞けるよう、また未実施の地域が無いように後見人事業を展開して貰いたい。
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3.その他
第1回部会で宿題となった「湯沢町の強み」について、相談支援センター
みなみうおぬまの相談支援員の皆さんから出た意見
・社協ヘルパーのスキルが高い
・行政、ボランティア団体間での連携が良い
・保健師さんの力量が高い
・都会からの移住者がボランティアに積極的
・町がコンパクトな分、皆がよく知っている
・温泉を使ったプール
・特色を活かした観光(自然豊か)
・イベントが多い、地域ぐるみで盛り上げている
・関東とのアクセスが良い
※今回議事として挙げていなかった為、次回の議事の参考とする。 |
成年後見にしても、湯沢町は決まったら、動き出すのが早いと思う。
今後グループホームについても、従たる事業所の移転検討についても期待したい。
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なるべく就労の場を増やしていきたい。町の空き施設再利用の検討を。
屋内での野菜栽培、水耕栽培など出来ないか?観光地でもあるから作れば売れるのではないか?
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市の図書館でやっているカフェ(MSGカフェやすずカフェ)等も是非検討して欲しい。
事業所としてはノウハウをまず取得してからでないと難しいが…。
あさひばらのイベントも、学校や近隣町内会、広報にも出したりと積極的にPRを行い、入場者がとても多く大盛況だった。天候にも恵まれ、開催時期を冬から秋に変えて成功したのでは?
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うおぬまフォーラム'16についての周知
当事者としての意見発表で、湯沢町在住のサービス事業所利用者が参加するので、是非足を運んで頂きたい。
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