日 時
平成25年1月11日(金) 13:30~15:30
会 場
ふれ愛支援センター 2階会議室
部会長
堀 主任サービス管理責任者(まきはたの里)
担当事務局
平賀主任(南魚沼市福祉課障がい福祉係)
担当事務局
古藤相談員(相談支援センターみなみうおぬま)
参集者
小出特別支援学校進路指導部 庭野先生
社協訪問介護事業所 松井福祉係長
桐鈴会 黒岩理事長
南魚沼市福祉課障がい福祉係 渡辺係長
まきはたの里 堀主任サービス管理責任者(部会長)
南魚沼市福祉課障がい福祉係 平賀主任(事務局)
相談支援センターみなみうおぬま 古藤相談員(事務局)
社協訪問介護事業所 松井福祉係長
桐鈴会 黒岩理事長
南魚沼市福祉課障がい福祉係 渡辺係長
まきはたの里 堀主任サービス管理責任者(部会長)
南魚沼市福祉課障がい福祉係 平賀主任(事務局)
相談支援センターみなみうおぬま 古藤相談員(事務局)
(計7名)(順不同)
議題
- 平成24年度これまでの振り返り
- 移動入浴車両の整備について(訪問)
- 行動援護等の整備について(日中活動)
記録
前回の振り返りについて
○日中活動について
- 重度の方の行き場がないという話があったが、精査したところ重度の障害の方の 行き場が無いのではなく、一部特殊な事情がある方々に対するサービスが不十分だったという点に絞れてきた。
- 基準該当について、障害のサービスで賄えない部分を高齢者のサービスで補うと いう事を湯沢町が行ったということで、内容をもう少し深く踏み込んでみた。
- 事業所へ相談に行ったが受入られなかった方へ地域でサービスへつなげていく形で自立支援協議会というものがあると解釈しているので、困難事例を紹介させて いただいた。
○訪問活動について
入浴ニーズの取りまとめと移動入浴車両の情報
- 介護者が子供の成長により面倒が見られない
- 親が高齢となり子供の面倒が見られない。
- 自宅で入浴させることが難しい。建物の問題。
- 南魚沼市には、夕方に利用出来る入浴施設が無い。
- 移動入浴車両を苗場福祉会のこころの杜が所有している。
(平賀) | 湯沢町が地域生活支援事業で要綱を作成しこころの杜と委託契約を結び実施している。 (児童1名)1回の利用が距離関係無く12,500円 |
(堀) |
提案としてどの程度の使用頻度なのか? 車両の空いている時間に南魚沼市でも借りて利用できないか? |
(松井) |
元々車両は川口にあったが、利用者が南魚沼市の方ということで、こちらに配置したようだ。利用頻度は結構あるはずだが、回数までは把握できていない。 |
(中俣) |
祖母が利用させてもらったが、混んでいるようで月2回しか利用できない。 |
(堀) |
車両購入費用はどの程度なのか?補助金制度はあるのか?このあたりを実現に向けて進めて行きたい。事業は地域生活支援事業になるか? |
(渡辺) |
地域生活支援事業に移動入浴サービスというメニューがあるので、H26年度からなら予算が付くかどうかは不明だが市財政への要望は可能。 |
(堀) |
ニーズはどの程度か? |
(古藤) |
放課後に利用したい方が2・3名いる。(児童のみ)在宅の方、卒業後の方は生活介護を利用しているが、ヘルパーを組み合わせて利用している方、施設にはすぐに行けないといった方も含めるとさらに増えると思う。ニーズは確実にある。 |
(庭野) |
卒業後、平日は事業所を利用できたとしても土日が困ると思う。 |
(古藤) |
総合支援学校開校後、現在は魚沼市のサービスを利用している方がどうしようかと悩んでいる方もいる。 |
(堀) |
地域生活支援事業で車両を整備する場合、どのくらいのニーズが集まれば市としても予算要望可能か? |
(渡辺) |
新規に事業所を作るとなればある程度の人数が必要となり難しいが、事業所は既にあるので可能だと思う。利用者が多く頼んでもだめなら意味がない。 何人利用者がいて年間どの程度費用が掛かるのか分からなければ予算要求できない。 |
(黒岩) |
工房とんとんには特殊浴槽(車いすのまま入れる)を設置予定だが、移動手段が無い。 |
(松井) |
車両の購入についての補助でいえば、24時間テレビは100%だが、H25年に申請しなければならない。財団への申請については条件を調べてみないといけない 申請は行政ではできない。 |
(堀) |
次回の部会では苗場福祉会の方をお呼びし話を伺いたい。 |
(中俣) |
車両だけ増やしても、介助者の人数も増やさないといけないと聞いた。 利用時間は約1時間30分 |
(堀) |
事業を展開していく予定はあるか? 車両があれば検討いただけるのか? 人件費の補助があれば事業展開の予定があるのか? 苗場福祉会に確認し来月の全体会で報告する。 |
(堀) |
移動入浴車両については以上でよいか? |
(一同) |
了解 |
○日中活動の普及啓発について
(堀) |
湯沢・・ | 福祉フェス(社協)オープン参加 あさひばら地区 こてっぷき祭 |
南魚沼市・・ | 障がい者スポーツ交流会(身体障がい者協会)オープン参加 育成会 ホット交流会 魚野の家 ふれあい福祉祭 こぶし工房 感謝デー 桐鈴会 夏のイベント とんとんオープンイベント |
|
(堀) |
毎年恒例のイベントであれば、一つにまとめた四季折々の案内ができればいいと思う。 |
○地域の日中活動系の利用状況について
(堀) | マイトーラ 外部登録の方 15名程度 1日平均4名程度の利用 ケアステーション魚沼 定員20名 毎日10名程度 利用者の3割が南魚沼市 まきはたの里 外部登録の方 10名 平均4.7人 児童1日8名程度 |
(堀) |
医療的なケアが必要な方、障害特性により通える事業所が無い。総じて重度の方の日中活動の場が無いという事になっているようだと分かってきた。 経管栄養・吸引等・フォーレ・酸素・ストマ・浣腸等の対処が難しい。 |
(古藤) |
マイトーラ・・短期入所では対応出来るが生活介護では受け入れが難しい。 スタッフも研修を受講できる年度ごとの枠があり受けたくても受けられないのが現状 |
(黒岩) |
看護師が長岡療育園とケアステーション魚沼で研修を受けてくる。吸引とかかなりのことはできると思うのだが。 |
(堀) |
医療的ケアが必要な方を障害者支援施設へ結び付けていくのが難しい。 看護師が足りない。募集しても集まらない |
(古藤) |
家族が医療面をカバーしている世帯が多い。 |
(堀) |
部会の在り方について、当事者から生の声を挙げていただき、日中系の各事業所 が努力すべき点を分担して対応すれば、より有意義な部会となりサービスつながるのではないか? |
(古藤) |
事業所に聞いて断られたケースも多々ある。行動援護事業をやっていただける事業所があればマンツーマン対応でき本人にとってもいいと思う。 |
(黒岩) |
行動援護事業を行っている事業所は無いのか? |
(松井) |
魚沼市のかけはしと魚沼市社協は行っている。当市の社協では同行援護・行動援護ともに県に届けを出していない状況。ニーズがあるならば検討しなくてはいけないが、今すぐに出来るとは言えない。届けを出す上での人員基準や施設基準はクリアできるが、ヘルパー人員不足の現状がある。行動援護となれば、一人のヘルパーが付きっきりとなるので、現在の人数では厳しい。ニーズを聞かせていただき社協で検討したい。 |
(庭野) |
今までの例があれば、色々な利用方法について家族の方も分かってもらえると思う。 |
(松井) |
居宅介護として関わっている方の中に行動援護に近い方もいる。 |
(庭野) |
学校は一度に家族の方々へアナウンス可能な場所なので、利用の仕方について説明できればニーズ把握もしやすいと思う。 |
(松井) |
行動援護はサービス提供責任者とヘルパーが2.5人以上いれば指定申請できる。 |
(堀) |
つむぎデイサービスでもニーズまとまっていれば、検討してみるとのことで、社協のみでなく広がりが出たらいい。 |
まとめ
(堀) |
訪問
- 入浴のニーズ児童だけでも2~3人、家族が無理をされている現状がある。
- 移動入浴車両の情報取集ということで、こころの杜の事業展開予定について聞き取り、自立支援協議会の全体会で報告する。
- 新年度予算に計上できるよう準備も同時に進めて行く。
- 24時間テレビ。財団の車両の申請条件等について社協の松井さんに調べてもらう。
日中活動
- 障害特性、生活介護の域を超えてしまうニーズがあり、医療的なケアが一体的に検討できるような中身でなければいけない。
- 当事者が中心となり、どこの事業所も足並みを揃えて努力する仕組みに部会自体がなっていければいい。
- 行動援護については、社協・つむぎデイサービスともにニーズがあれば検討したいとのことなので、相談支援センターみなみうおぬまや支援学校でニーズをひろい、事業所の受付等一つの声からサービスを作っていける部会になっていければいいと思う。