会議名 |
平成28年度 第1回湯沢町部会 |
場 所 |
湯沢町総合福祉センター会議室 |
日 時 |
平成28年6月13日(月) 13:30~15:20 |
参加者
湯沢町身体障害者協会会長 大津
湯沢町精神障害者家族会会長 上村
湯沢町民生委員児童委員協議会 佐藤
湯沢町ボランティア連絡協議会 駒形
湯沢町社会福祉協議会 角谷
相談支援センターみなみうおぬま施設長 高野(八)
魚沼圏域障害者地域生活支援センターみなみうおぬま専門相談員 堀口
相談支援センターみなみうおぬま相談員 高野(智)
あさひばら施設長 貝瀬
湯沢町健康福祉部福祉介護課長 南雲
湯沢町健康福祉部福祉介護課福祉係長 泉川
湯沢町健康福祉部福祉介護課福祉係主事 森下
議題
- 部会長、副部会長の選出について
- 湯沢町の障害者福祉の現状について
- グループホームの進捗状況について
- その他
協議された内容・出された意見等
1 部会長、副部会長の選出について
事務局一任により、部会長を大津孝一さん、副部会長を上村正栄さんに要請。
任期は1年間。 |
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2 湯沢町の障害者福祉の現状について(南雲福祉介護課長より説明)
障害者手帳所持者数 3月31日現在 331名。1級が10名程減った。
高齢(障害)による死亡や、転入・転出者も数名あった。それに伴い、医療費においても重度心身障害者医療費助成も若干減となっているが、若干気になる点として更生医療費助成をしているが、人工透析者が増えている。患者数は年度末現在18名で、昨年度から2~3名増えている。また透析予備軍が目立つため、これから透析になる人数も増えるのではないか。
またグループホームについては昨年度も説明しているが、現状は変わっておらず、物件を探している所である。湯沢町には高床式が多く不都合であるため、高床式の規制緩和を南魚沼地域自立支援協議会から県自立支援協議会に対して要望している。
最後に、現在成年後見を町としても進めており、法人後見については社会福祉協議会において、今秋の受任を目指して準備している所である。
また4月1日より障害者差別解消法が施行されており、町としてはまず職員への啓発として研修を行う予定である。のぞみ会でも研修を計画していると聞いている。予算等については資料がまとまり次第、配布したい。
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(大津会長)先日新潟市で武田氏の研修会に参加したが、非常に判りやすい内容だった。お願いすれば、来て貰えるのではないか?
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資料をお借りして、参考にしたい。 |
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3 グループホームの進捗状況について(課長説明に対する質疑)
高床式の規制緩和に対して回答は、まだ来ていない。高床式の空き物件は多いが、平屋はなかなか(物件が)無い。また物件を見ると階段が急であり、その辺が難しい。
高床式は南魚沼地域だけでなく、十日町市(津南町を含む)や魚沼市でも問題になっている。グループホームは消防法では民家ではなく、寄宿舎という位置づけがされている為法改正は難しいが、今後も魚沼地域連絡調整会議等で共通地域課題として、県や国へ継続審議をお願いして行きたい。十日町市の議員から個別申入れがあるとも聞いている。
規制緩和の要望を継続して、我々が取り組んで行かないと何事も進まない。
障害者差別解消法の観点からも、「出来ない」のではなく「どうしたら出来るのか」を検討して貰わないと何の意味も無い。
消防法は基本が東京消防庁の慣例であり、豪雪地域の状況を想定していないのではないか?法改正は無理でも、規制緩和は訴えて行くべきではないか。
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4 その他
現在支援学校へ通っている子供達が卒業後、社会に出られるよう就労場所を考えて行きたい。南魚沼市の図書館にあるカフェや、旧大和町のすずカフェ、新潟市のスワンカフェ(パン工房)のような場所が作れないか。こういう点にも幅広く目を向けて役所は考えて欲しい。
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法人後見について。昨年1年をかけてニーズ調査や議論をして揉んで来た。判断力が乏しくなっていく人の権利を守る為の政策であるが、湯沢町における課題は、1つは(制度が)必要であるにも関わらず繋がっていない、利用していない方が大勢いる、2つ目は(それを受ける側、)後見人になる人も少ないという点を1年間検討した後、町長に提言書を出した。
そして今年度、社会福祉協議会が法人後見事業を実施する所である。一般的には親族、第三者、弁護士や司法書士、社会福祉士等が後見人となる事が多いが、湯沢町にはそういう人も少ない為、法人としてそういう土台を作っていく。
もう一つ大きな課題は、ニーズがあってもそこへ繋げる私達の知識がまだまだ不足している、その普及啓発や知識を得る活動を継続して行く。
社協として後見を受けられる手続きを裁判所にするが、それを秋頃に目指している所である。グループホームや、障害のある方が地域で生活していく上で、法律的な問題、金銭的な問題も出て来るのでそういった所もガードして行けるように、受け皿を作っていく。
要綱は作成済み、実際に受任が今年度中に出来るかどうかは、別の話ではあるが、(依頼があった場合)受けられる体制は整えている。
南魚沼人権擁護委員協議会でも数年前から、成年後見制度についての普及啓発が始まっている。人権擁護委員も紹介したり相談に乗っていく立場にある為、今後の情報を正確に把握したいので開示して欲しい。成年後見制度という名前そのものがなかなか判りにくい。判りやすい表現で伝えないとはっきり言って理解出来ないと思う。委員の中で(成年後見制度に関する)相談をこれまで受けた事が無いが、それだけ認知されていないという事か、そういう状況に陥っていない訳では無いのだろうが。
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いずれにしても社協が法人後見を始め、住民に対して権利擁護するのは大きな事、これをこの町の中で実現出来る事はこれ程力強い事は無い。今後の経過を興味深く見守って行きたい。世帯で本当にか細い家族しかいない親族は、その人のお金を
誰がどう守って行くか、という何とも言えない大きな負担がある。その人達の生活を支援していく上でも是非宜しくお願いしたい。
また湯沢町の実例が増えデータがどんどん出て来ると、南魚沼市社協にも波及し、前向きに考える素材になると期待したい。
今後部会で報告があれば、他の部会等にも何らかの形でお伝えして行きたい。
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透析患者数が増えているという事だが、今その方々の一番の困りごとは無いか?
今後この部会の中でもどう考えていけばよいかという課題に繋がって行くが、(透析を)受けざるを得なくなってしまった方達の声を聞いていないか。
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やはり町では透析が受けられない為、交通費が大変だと相談を受ける事がある。特に所得が厳しいという方は町から交通費助成を行っているが、それでも送迎する場合は、送迎する時間帯は拘束され、家族の負担になっている。
費用助成はしているが、(交通)手段としては無い。また週3回(の通院)では、通院でほぼ1日かかり、他に何も出来ないし、仕事にも就けない。
町で車を手配して、町が送迎する事は考えられないか?以前はシルバーがやっていたが、派遣になり(送迎は)止めた。
足の課題は他の市町村でも否応にあるが、結局、解決出来る体制は具体的に出来ているのか?(送迎は)夏はまだしも冬は大変。
「かけはし」が移送有償運送を始めた際はかなり苦労した。白タクのような形の為、営業でタクシーをやっている人達と揉めたようだ。それこそタクシー会社にそういう事業を考えて貰えないか?湯沢でもそういう動きがかつてあった。
課題としてはかなりやり甲斐があるというか…。
患者には高齢者が多く、病院に透析施設を設置するのも費用の問題もある。専門職配置等、人件費もかかる。どちらを取ったら現実的になるか?
今後段階を追って、透析患者に限らず「福祉タクシー」として、福祉全体を対象 とした体制を考えて行ってはどうか。 |
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「湯沢町の強み」を今後の部会で考えて行きたい。ワークシートを配布するので、
次回までに各自で考えておく。
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部会は年2回でなく、せめて季節ごとの開催(年4回)にするべきである。 |
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