日 時
平成25年5月24日(金) 13:30~15:30
会 場
南魚沼市立総合支援学校
部会長
勝又 グループ長(新潟いなほの会魚沼地域)
担当事務局
堀口 副主任相談支援専門員(相談支援センターみなみうおぬま)
参集者
南魚沼市教育委員会 北島 指導主事
南魚沼市総合支援学校 内山 校長
南魚沼市総合支援学校 庭野 進路指導部教諭
南魚沼市福祉課障がい福祉係 小林 係長
南魚沼市福祉課障がい福祉係 平賀 主任
南魚沼市保健課 近藤 保健師
南魚沼市保健課 岡村 保健師
南魚沼市子ども若者育成支援センター 松井 作業療法士
南魚沼市子ども若者育成支援センター 我田 保育士
湯沢町教育委員会教育課 種村 管理指導主事
湯沢町立湯沢保育園 南雲 園長
湯沢町健康福祉課 関 主任保健師
桐鈴会工房とんとん 星野 管理者
障害児者生活支援センターかけはし 南雲 相談支援専門員
日中一時支援まかろん 岩崎 支援員
新潟いなほの会魚沼地域 勝又 グループ長(部会長)
相談支援センターみなみうおぬま 堀口 副主任相談支援専門員(事務局)
南魚沼市総合支援学校 内山 校長
南魚沼市総合支援学校 庭野 進路指導部教諭
南魚沼市福祉課障がい福祉係 小林 係長
南魚沼市福祉課障がい福祉係 平賀 主任
南魚沼市保健課 近藤 保健師
南魚沼市保健課 岡村 保健師
南魚沼市子ども若者育成支援センター 松井 作業療法士
南魚沼市子ども若者育成支援センター 我田 保育士
湯沢町教育委員会教育課 種村 管理指導主事
湯沢町立湯沢保育園 南雲 園長
湯沢町健康福祉課 関 主任保健師
桐鈴会工房とんとん 星野 管理者
障害児者生活支援センターかけはし 南雲 相談支援専門員
日中一時支援まかろん 岩崎 支援員
新潟いなほの会魚沼地域 勝又 グループ長(部会長)
相談支援センターみなみうおぬま 堀口 副主任相談支援専門員(事務局)
議題及び記録
1 勝又部会長からの開会
後に次第に沿って議事進行 |
2 当地域での新しい福祉施設の紹介
まず、南魚沼地域内での新しい事業所の紹介を行う。 |
①南魚沼市立総合支援学校
内山校長、庭野先生より紹介 入学式は、生徒全員が会終了まで参加できた。 見学はいつでも来ていただきたい 近日中にスポーツフェスタを行う予定。多くの方より参加をお願いいただきたい。 |
※事務局議事録記載の際は、すでに開催済み。 |
②まきはたの里 日中一時支援 まかろん
岩崎支援員より紹介 朝と夕方の預かりを行う。 立地条件がら、市総合支援学校の生徒の利用が増えている。19名の生徒が利用中 現在(※会開催当時)契約数は40名を超える 今のところ、(申し込みに対して)断ることなく受け入れている。 また職員も増員して、(そのニーズに対して)対応している。 |
③工房とんとん
星野施設長より紹介 就労継続支援B型と生活介護を行っている。 就労ではパンを作る→カフェスタイルでテイクOUTもあり。 施設稼働としては、火曜日から土曜日 現在の登録としては、生活介護が3名。就労継続支援B型が5名。 年齢としては上は63歳で、下が19歳。 |
3 検討事項
≪昨年からの検討事項≫ |
①福祉制度の早わかりパンフレットについて
勝又部会長より説明 昨年の活動としては、2回の部会を開催1回目は児童相談所の紹介ということで、木村課長代理より参加してもらい、児相の活動の内容などについて説明をしてもらった。 南魚沼市のUD支援事業や経過や、湯沢町ハートフル支援事業の(進捗状況についてなどの)報告をしてもらう。 部会長からは、障がいを持つ子どもの親の立場として、4回の講話を開催 そして(制度についてのスムーズな理解のための)リーフレットの作成を目指していたが、まだ形には残っていない。今年は、自立支援協議会の名前がつくものとして、形を残しておきたい。 |
ひき続き、勝又部会長より 本年より、手をつなぐ育成会が、制度の活用(障がい福祉制度)の手引きを作成された。これを活用してみてはと思っているが。 ただしパンフとしてはよくできているが、(障がい福祉制度の紹介としての)幅が広くてという感想もあり。児童療育としては、幅を狭めたいという気持ちもある。 親の立場としては、療育手帳を受けた方がいいのか?特別児童手当の申請の仕方という手順に関心があるようだが? |
その意見等に対して、様々な感想が取り交わされる |
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この会では、パンフについての具体的な内容や、周知については決められず。具体的な方向については、次回以降の協議事項へ ※後日、かけはし南雲さんより、魚沼市にあるパンフレットを次回の会で協議の参考になれば、ということで持参をいただく予定となる。 |
②感覚統合についての研修会について
子ども若者支援育成センター 松井さんより 昨年、クレヨンの会の全体で12回ある内の2コマをもらって 7月 感覚統合について 8月 感覚統合の遊び について紹介した。 |
勝又部会長より 北辰小学校の3金サロンより、下記のような話があった ・療育中の親子の遊び方などを知りたい。 →感覚統合の研修があることを紹介した。 今後、このような取り組みを、巡回して実施していったらおもしろいのでは? |
ちなみに、あそびの教室(南魚沼市主催)は月2回、運動(就学前のこどもが対象であるが)についての紹介はあるとのこと(南魚沼市 岡村、近藤保健師より) たとえば、UD支援事業や小学校への介入(松井さんが)はできないのか? |
松井さんより 基本的には ・学校が困った時や、今までフォローに入っていた子どもの経過を追うためとしての入ることは できるし、要請も入っている。 |
勝又部会長より せっかく(専門家として指導などができる人がいる)だから、もっといろいろな所に巡回的な教室を開くことができればいいのに。自立支援協議会からアピールしてもらっては、との感想(要望に近い)。 |
作業療法士は、医師のオーダーによって活動が可能となる。(作業療法士の規定により)なので、独自に動くことが難しい。
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この事に対して、こんな意見あり ・何か(松井さんを)有効に活動できる方法はないだろうか? ・行政に働きかけてもいいのでは? |
また、UD支援事業つながりで、湯沢町ハートフル支援事業についての報告を、種村管理指導主事より。 昨秋より就学指導を行ってきた。 今春から東京より、スポーツドクターを実践しているDr(コジマ先生)を招へいして、子どもの運動などについて、保育士などにアドバイスを行っている |
湯沢保育園 南雲園長より、ハートフル支援事業の感想などを伺う 子どもの幸せと、親の幸せの「ズレ」を感じる 遊びの場面において。たとえば、泥団子作り ・子どもはピカピカに光ることを楽しみにして作る ・しかし親は服を汚されて、と嫌な思いを持ってしまう。 現場で働く者が、力をつけていく事が必要 |
≪本年度の検討事項≫ |
①地域にある児童療育に対する「声」についての意見交換
事前に収集した声を資料にして事前に配付。その中から、福祉遭難所の話がピックアップされる。 |
事務局堀口より 新潟県は2回も大きな震災の被害を経験した。とりわけ中越地震の際は、障害者や要介護高齢者の避難所での対応に苦慮した経験がある。 これら経験を踏まえて、この地域は(新潟県も含み)今後の対応を検討しなければならないと思う。 今年、市立総合支援学校が開校したこともあり、震災の際はこの学校を障がい児のための福祉避難所として活用できないか?という声がある |
この提案に対して、工房とんとん 星野施設長より 工房とんとんは、震災時に施設を開放すべく対応して、福祉避難所として届け出も出している。備蓄の食料も保管してある。これは、地域のためにという理事長の意向もあり。 また、障害児者生活支援センターかけはし 星野相談員より 十日町市では、エンゼル妻有も、福祉避難所として標榜を掲げている。 |
福祉避難所の存在を、支援者は承知していたとしても、使う(当事者)側はわからないと意味がない。これらの周知も必要となってくるのでは。 |
南魚沼市立総合支援学校 内山校長より 以前より、障がい児の福祉避難所の確保は、市の保健師から意見があがっていた。学校としては、その時には開放していきたいと考えている。 |
南魚沼市福祉課障がい福祉係 小林係長より いま、この場で福祉避難所として市が認定するといった事は出来ないが、この意見や学校からの意向を(部内に)検討して、どうするかを回答していきたい。 |
また、参考資料として、国立障害者リハビリテーションセンター研究所より、障がい児への災害時の対応マニュアルがあると事務局より紹介する。
(存在の紹介のみ)
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話題が、障がい児の余暇についての話になり、いつのまにか余暇活動の話題に。 |
チャレンジスイミングなど、何か余暇活動はないのとか? → 体を動かすといった体操ができるような教室の定例化などはないだろうか? |
そんな余暇活動つながりから 市学校教育課 北島指導主事より実践している余暇活動の報告をもらう。 北島先生は、以前より上越市にて、障害者の余暇活動の場所提供として、月1回のペースで活動を行っている。月1回 2時間ほどの内容 外でみんなと活動することがなく、家でTVを見るだけの生活が続いている。そんな状況からを改善しようと計画したのが始まりとのこと。 |
学校に在籍して居る時は、学校にいることで活動ができていた、 しかし卒業すると、その活動が事業所につながらないとできなくなってしまう。 そんな人たちに対して、桐鈴会では、太鼓をつかって活動する会を始めたとの報告 (工房とんとん 星野施設長より) |
・きっかけは保護者からの上記のような相談から ・4月28日桐鈴会の施設を利用して活動を行ったとのこと。 ・今後もこの活動は続けていきたい。 |
また、当事者の経過を記す支援ファイルの活用についての話しになる。 ・支援ファイルをもらったはいいが、活用して親御さんもいるという話あり。 ・総合支援学校としては、高等部でファイルを活用するとアナウンスしている。 (南魚沼市総合支援学校 庭野先生) |
・南魚沼市は、就学相談を受けた際に、配布をしているとのこと。 ・支援者が活用する際は、上手な活用の仕方も指導することも必要か? という意見もあり。 |
6月に「くれよん」にて先輩お母さんの活用を紹介した。 |
アセスメントの内容を入れるべきではないかと声が上がる。 |
湯沢町では、「あゆみの会」という当事者の会がある。 |
奇数月の第3水曜日には託児も受けながら開催している。その中で先輩ママさんより後輩ママさんへ情報を提供するといった場面がある様子。 |
※後日 湯沢町関PHNより |
重度心身障害を抱えている方が対象のデイサービス(生活介護)、若者が集まれる日中活動の場、といった日中の活動の場がこの地には必要。 との意見を追加で入れてもらいたい、と要望あり。 → 議事録にてアップする |
この時点で、会の終了予定時刻に迫ってきたため、集約した声のすべての議題検討には至らず。 最後に参加者より、今回の感想を一言づつ述べてもらい会は終了。 その後、南魚沼市立総合支援学校 田村先生の紹介により総合支援学校の校内見学と、日中一時支援「まかろん」の施設見学を行う。 15時50分終了 |